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くも膜下出血が発症してしまう方のおよそ8割は、
脳動脈瘤の破裂だとされています。


これは、脳に出来る動脈瘤のことで、
1～2ミリ位の極小さなものから、
3cm程度の大きさがあるものまであります。


脳動脈瘤は、大きく分けると、その形から
袋のように見えるものと、
紡錘の形をしているものとに分けられます。


くも膜下出血が起こるくも膜に多く存在し、
１ヵ所のこともあれば、
複数の部位に出来ることもあるそうです。


先天的に出来るケースが多いとされ、
家族にも同じように動脈瘤が出来る傾向があるためか、
遺伝性があるのではと考えられていますね。


脳の血管に奇形があることで起こり、シャントと呼ばれる
血管が正常でないルートを流れる、先天的な異常が元で
負担が掛かってしまい、出血してしまった状態です。


それから、脳が外傷を受けてもくも膜下出血が起きます。
脳は脊髄液の中に浮かんでいるのですが、
頭部に物がぶつかったり、転倒などでダメージを受けることで
動いてしまい脳の静脈が切れるのが原因となります。


くも膜下出血の原因として、喫煙や飲酒が発症するきっかけに
なることもあって、タバコやアルコール、更には高血圧などは
発症リスクを高めるとされ、過剰に摂っていると
症状を引き起こしてしまうようです。


それにしても人間の脳は、本当にデリケートな中で
育まれているものなんだよなぁ・・・。