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厚生労働省の統計を見てみると、現在の日本人女性
２０人にお１人の割合で、乳がんに罹るといわれています。


最近では、有名著名人のあいだでもがんという病気に罹り
若くして命を落としてしまったというニュース。


あるいは、長いあいだに渡り闘病生活をかさね
心身ともに大変な状況に追い込まれてしまったとの
ニュースを観たりする機会も、
以前と比べて非常に増えてきたように思います。


今回の章では、乳がんについて深く掘り下げて
勉強をして行きたいと思います。


ちかごろでは世界的な規模の「ピンクリボン」といった
乳がん検診を呼び掛ける運動まで盛んになってきました。
まずは、乳がんの症状について調べてみました。


一般的に乳がんは内臓系のがんに比べて、
症状が発見しやすいと言われています。


乳がんの症状で良く知られているのは、乳房のしこりです。
乳がんが大きくなってくると、乳房を触った時に
しこりがあることを自分で触って分かるようになります。


人によっては、わきの下のリンパ節が腫れる方もいるようです。
しこりを発見したとしても、きちんと検査しなければ、
悪性のしこりか良性のしこりかどうかまではわかりません。


症状の出方は人それぞれ違うようですが、
自分で分かるようなしこりを発見した場合は、
きちんと専門科で検査することが大切ですね！


乳頭から血がまじったような分泌物が出るのも、
乳がんの症状のひとつです。


血が混じっていなくても、分泌物が出るようになったら
乳がんを疑った方が良いと思います。
乳がんが知らない間に進行していくと、
皮膚表面が変化し始めることがあります。


乳首がへこんできたり、胸の皮膚が炎症を起こしたりするのも、
乳がんの症状のひとつです。
乳がんの症状は、発見しやすいですが、自覚していないと
見逃しやすいものです。


痛みを伴わない乳がんは、早期に発見しなければ
死に至ることもありますし、女性特有のがんである乳がんは、
女性ホルモンと深い関わりを持っています。


女性にとって大切なホルモンは、ガンの働きを抑制させる働きも
持ってはいますが、自己診断で乳がんの症状を見つけたら、
ひとりで悩まずに、まずは病院の診察を受けましょう^^;


昨今、世界的にもひろがりつつある「ピンクリボン」
がん撲滅運動の呼びかけにもあるように
年齢的に考えた場合、30歳くらいを過ぎたら
定期的に乳がん検診を受ける事をおすすめします。