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悪性リンパ腫という病気を簡単に分けてみると、
がんの組織細胞の違いにより様々に分類されます。


大きく分けるとホジキン病と非ホジキンリンパ腫の
2つですが、そこからさらにがん細胞の増え方やカタチ、
細胞の種類(B、T、NK)などにより、マントルセル、
濾胞（ろほう）性など、30種類以上に分類されます。


なので、ひとくちに悪性リンパ腫といっても、
その病型や年齢、状態、病期（進行度）により
治療方法は、いろいろと違いがありますね。


実際問題として、悪性リンパ腫は複雑な性質から、
専門である血液内科以外のお医者さんの中には
しっかりとした知識のある者が少ないようです。


悪性リンパ腫は、何といっても早期発見が困難な上に
医療の知識のない素人では、理解するのが
難しい疾患で言われてますね。


ホジキンリンパ腫は、リンパ球減少型、結節硬化型、
リンパ球豊富型、混合細胞型の4つに分けられます。


また非ホジキンリンパ腫となると、コチラはさらに
多くの分類法があるようです。


悪性リンパ腫の進行の早さによる分類としては、
濾胞性リンパ腫などの低悪性度群、びまん性大細胞型などの
中等度悪性度群、リンパ芽球性リンパ腫や
バーキットリンパ腫などの高悪性度群の3つに分れます。


他には腫瘍細胞がもっている性質により、B細胞性、
T細胞性、NK細胞性に分類する方法もあって
日本人は、B細胞性の悪性リンパ腫の発症率が
70％～80％と非常に高くなってきてますね！