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今回は、悪性リンパ腫とリンパ性白血病の
違いについてお話してみたいと思います。
同じ血液の病気ではあるののですが・・・！？


まず、リンパ性白血病なんですが、
白血病の中で、リンパ球にがん細胞が
発生してしまう病気になります。


これは、リンパ球ががん化してしまい
悪性腫瘍となる部分は同じなんですが、
がん化した細胞が増殖する場所が、
リンパ性白血病の場合だと・・・！？


コレが悪性リンパ腫とは違い、骨髄や
血液ということになります。


ただ、実際に悪性リンパ腫とリンパ性白血病の
違いを理解することは、とても難しいと思います。


もう少し解りやすく簡単に考えると
血液が作られていく方法と病気との関係が
多少なりとも理解できれば、その違いも
解りやすくなるかも知れませんね＾＾


血球（白血球・赤血球・血小板）の元となるのは、
骨髄の中で作られる「造血幹細胞」です。


造血幹細胞は、リンパ系幹細胞と骨髄系幹細胞という
2つの細胞に分かれた後に進化して
それぞれの血球になります。


造血幹細胞の分化の時点でがん細胞が発生するのが
慢性骨髄性白血病になります。


造血幹細胞から分化した骨髄系幹細胞は、各血球
（白血球、赤血球、血小板のいずれか）になるための
前駆細胞（細胞に成熟する前段階）となった後！


それぞれの血球になりますが、この幹細胞から
前駆細胞に分化した時にがん細胞が発生すると
急性リンパ性白血病ということになる訳です。


また、悪性リンパ腫は同じく造血幹細胞から
分化したリンパ系幹細胞から発生しますが・・・。


リンパ系幹細胞は各リンパ球（NK、T、Bリンパ球のいずれか）
の細胞になるための前駆細胞へと進化した後、
それぞれのリンパ球となりますが、この前駆細胞が
細胞へ進化する段階で腫瘍ができるのが悪性リンパ腫。


あと、NK、T、Bリンパ球に進化した後で細胞が
がん化すると骨髄腫や慢性リンパ性白血病になります。


この辺りは、とても難しいですが憶えといた方が
あとになって、理解が早いかも知れませんね＾＾